感嘆文|かんたん英文法
感嘆文
さて今日は感嘆文を勉強するわね。では、マナブ君感嘆文とは何でしょうか?
驚いた時とか感激した時に使う文章です。
そうですね、なんて〜なんでしょう!とか、なんと〜なの!とか、欧米人特有の大げさな表現とも言えるわね。日本人はあまり、日常会話の中で、なんて〜なんでしょう!!なんて言わないでしょ?マナブ君。
そうですね。実際にそういう言葉を使ってびっくりするなんてことはあまりないですね。
そうね、でも英語圏へ行くと、両手広げて大げさなジェチャー付きで使うものだから、しっかりと感嘆文を勉強しましょうね、マナブ君。
はい、わかりました!先生。
では、まず、感嘆文の作り方を説明するわ。感嘆文には、【What】と【How】を使うのね。例えば、「なんて、綺麗な花なんでしょう!」という文章の場合、通常では、It is a very beautiful flower.でも通じるのだけど、これを【What】を使って言えば、
What a beautiful flower it is! =なんて、綺麗な花なんでしょう!
こんな風になるのね。で、語順としては、What+(a or an)+形容詞+名詞+主語+動詞!になるの。その場の状況次第では、最後の主語+動詞が省略されて、What+(a or an)+形容詞+名詞!という形になることもあるのね。
では、マナブ君。次の文章を英訳してみて。
・なんて大きな人間なんでしょう!
先生、これどういう設定なんでしょうか?
つまり、進撃の巨人的な?
ああ・・・なるほど・・・人間は英語でどう言いますか?
human beingね。
What a big human being that is! =なんて大きな人間なんでしょう!
そうね。よくできたわ。直接何を指して言ってるのかわからないときは、最後の、that isを省いてもいいのね。
What a big human being! =なんて大きな人間なの!
例文を見てみましょうね。
He is a wonderful baseball player.=彼は素晴らしい野球選手です。(通常文)
↓
What a wonderful baseball player he is! =彼は何て素晴らしい野球選手でしょう!
She is a beautiful teacher. =彼女は美しい教師です。(通常文)
↓
What a beautiful teacher she is! =彼女は何て美しい教師でしょう!
This is very dangerous play.=これは危険な遊びです。(通常文)
↓
What a dangerous play this is! =これはなんて危険な遊びなんでしょう!
ここまではわかりましたか?マナブ君。
はい、よくわかりました。
では、次に【How】を使う場合ね。語順で言えば、Whatを使う時と少し違って、How+形容詞(或いは副詞)+主語+動詞になるのね。
例えば、なんて素晴らしい歌なんでしょう!を、Whatを使えば、
・What a wonderful song this is! になるけどこれを、Howを使えば、
・How wonderful this song is! =なんて素晴らしい歌なんでしょう!
このような形になるのね。
WhatとHowの違いはどこにあるんですか?
そうね、少しだけ違いについて説明するわね。Whatを使った場合には、どちらかと言えば名詞を強調して感嘆文にするのね。上の例文の場合だと、【song】=歌ね。ところが、Howを使う場合は、形容詞を強調した感嘆文になるの。上の例文では、【wonderful】という形容詞ね。なんて素晴らしいの!(この歌は)っていうようにね。
結果的には、どちらも同じ意味になるんですね?
そうね。同じ意味だけど微妙にニュアンスが違うのね。でも、大概はそこまで考えずに、感嘆文は、【What】を使う時と、【How】を使う時があり、語順が変わる事に注意しておけばいいわ。
では、マナブ君、次の通常の文章を【How】を使って感嘆文に書き換えてみて。
・This is very fresh fruit.=これはとても新鮮な果物です。
How fresh this fruit is! =これはなんて新鮮な果物なんでしょう!
そうね。よくできました。なんて新鮮なの!(この果物は)っていうニュアンスね。
では、例文を見てみましょう。
This is a difficult text.=これは難しい文章です。(通常文)
↓
How difficult this text is! =なんて難しい文章なんでしょう!
He runs very fast.=彼はとても速く走ります。(通常文)
↓
How fast he runs!=彼はなんて速く走るんだろう!
This is very clear water. =これはとても澄んだ水です。(通常文)
↓
How clear this water is! =なんて澄んだ水なんでしょう!
ここまではわかった?マナブ君。
はい、エイコ先生。
感嘆文の最後には、ピリオドではなくエクスクラメーションマークをつけることを忘れないでね。では、今日の講座はこれでお開きとさせて頂くわね。